大使館案内

2022/1/10

大使からのご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
コロナ禍は約2年に及んでおりますが、日本でもモンテネグロを含む西バルカンでもワクチン接種が進んでおり、国際社会の英知と協力によって世界の平静な日々が戻ることを、新年の冒頭に祈念致します。

さて、昨年(2021年)の日本とモンテネグロの関係は、このような困難な時期にあっても着実な前進が見られました。2019年の即位の礼に際してのジュカノビッチ大統領と安倍総理大臣との首脳会談に続いて、2021年7月の東京オリンピック競技大会開会式に際して訪日したクリボカピッチ首相(スパイッチ財務・福祉大臣が同行)と菅総理大臣との間で会談が行われ、今後の協力関係促進の弾みとなりました。

私自身、昨年は1月に信任状捧呈のためモンテネグロ(首都ポドゴリッツァ及び古都ツェティニェ)を訪問し、ジュカノビッチ大統領、クリボカピッチ首相、ラドゥロビッチ外相、スパイッチ財務・福祉大臣とお会いし、政治、外交、経済、文化・教育等多くの分野で両国関係を一層促進する必要性を確認しました。7月には、日本からの最大の直接投資である大同メタル工業のコトル工場(ベアリング部品を欧州等に供給)をスパイッチ財務・福祉大臣と共に視察し、同社の事業の発展及び日本からの投資拡大を実現するためのビジネス環境の整備促進について話し合いました。コトルは、アドリア海に面する世界遺産にも登録された古い城下町で、この一帯は世界中から観光客が訪れます。コトル市長からは、早期にコロナ禍を脱して、日本からも多くの方にこの素晴らしい地に観光に来て頂きたいとのメッセージも受け取りました。

2022年は、これまでの首脳レベルでの会談を受けて、EU加盟を目指す西バルカン諸国の経済社会改革を支援していくという日本政府の方針の下、経済開発や人道支援、投資の後押しや日本企業支援など、モンテネグロとの関係強化に努めていく考えです。

令和4年1月 在セルビア日本大使館 大使 勝亦孝彦