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◆大使からのご挨拶(ホームページ掲載案)◆

2017年7月

在セルビア/在モンテネグロ日本大使館のホームページへようこそ。

駐セルビア、駐モンテネグロ日本国特命全権大使として2015年7月にベオグラードに参りましてから2年が経過しました。

セルビアとモンテネグロは、バルカン半島の中央部に位置し、古くからヨーロッパとオリエント世界を結ぶ交易路として栄えてきました。 両国とも非常に親日的で、現地に住む外交官としては嬉しい限りですが、一方、日本と両国の間の経済関係や人的交流の量においては、 まだ発展の余地が十分に残されています。その観点から、着任以来、日セルビア関係、日モンテネグロ関係の更なる深化に取り組んできました。 ここで、最近の進捗状況について簡単にご紹介したいと思います。

セルビアとの関係では、本年6月、JETROミッションが当地を訪問し、多くの日系企業が今後のセルビアへの投資の可能性について検討する機会となりました。 セルビアにおいては、良好な治安や良質で安価な労働力、政府の外国投資誘致政策等を背景に、2007年以来、JT、パナソニック及びハイレックスが直接投資を行い、 地域に密着して操業しています。また、本年、 矢崎総業がセルビア西部のシャバツ市に工場を開設しました。この様にセルビアと我が国の経済産業関係は徐々に深化しており、 今後の更なる発展が期待されます。

また、モンテネグロでは、2016年、外交関係開設10周年を記念して、9月に滝沢外務大臣政務官が現地を訪問するとともに, 日本人形展、映画祭、書道デモンストレーション等、様々な文化行事を開催しました。また、本年6月13日、ミルコビッチ駐日モンテネグロ大使のイニシアティブにより、 首都ポドゴリツァに、モンテネグロの方々に日本文化を紹介するための「ジャパニーズ・コーナー」が開所しました。当館からも、対日理解の増進を目指して、同コーナーに対し、 日本関連図書80冊を寄贈しました。

草の根文化無償署名式にてトドロフ柔道連盟会長と
ジャパニーズ・コーナー開所式にてミルコビッチ駐日モンテネグロ大使と

日本大使館は、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、各国とのスポーツ交流の発展にも取り組んでいます。 新潟県柏崎市がセルビアとモンテネグロの水球チームのホストタウンとして、山口県防府市がセルビアのバレーボールチームのホストタウンとして登録されており、 本年4月には松浦防府市長一行がセルビアを訪れ、6月には柏崎市が両国水球協会から視察チームを招くなど、スポーツをきっかけとした人的交流が始まっています。 両国は球技の強豪国ですが、日本武道も非常に盛んです。当大使館では、この1年で、セルビア柔道連盟への武道機材供与のための署名、 ニーシュ市の合気道道場「鷹」への機材供与を実現するなど、武道を通じた協力も活発に行っています。

 政治面に目を向けますと、セルビアでは本年5月に就任したブチッチ大統領及び6月に発足したブルナビッチ新政権の下、安定した政治が行われています。 モンテネグロは本年6月に念願のNATO加盟を果たしたところです。両国は、旧ユーゴ解体の混乱期を脱し、政府主導での成長軌道に乗りつつあります。 その観点から、我が国は、両国のEU加盟に向けた改革努力を一貫して支持し、支援してきています。また、社会及び経済の発展を目指した両国の取組を支援するために、 教育、 医療、環境といった分野で地域に根ざした協力プロジェクトを実施しています。

今後とも、セルビア、 モンテネグロ両国との良好な二国間関係を更に発展させるべく取り組んで参る所存ですので、 皆様におかれましては引続き日本大使館の活動にご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


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